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お兄ちゃん猫に思う事 [あずきのおしゃべり]

ああやって育てたべこちゃんなんですけど
べこちゃんのことを思うと先ず「ごめんね」って
申し訳ない気持ちでいっぱいになって
いろいろと思い出すと胸が苦しくなってしまって
少し前までは
べこちゃんはうちの子になって幸せだったんだろうか?
あのまま育てられない方が
かえって幸せだったんじゃないかって
そんな風にさえ思ってしまっていて

と言うのも
先住猫のお坊ちゃま君は最初から最期まで
べこちゃんを心から受け入れたことはなくて
べこちゃんは優しい性格の子でしたし
冷たくされてもお坊ちゃま君を好きだったみたいで
お坊ちゃま君も
自分から喧嘩を仕掛けることはしませんでしたから
2にゃんが喧嘩するってことは一度もありませんでしたけど
でもきっといっぱい淋しい思いしたんじゃないかなって
それに、べこちゃんはキャットフード以外
かますしか食べたことなくて
本当にあの子は楽しい事あったんだろうか?
幸せだったんだろうか?って

べこちゃんがうちに来た時
お坊ちゃま君は6~7歳でもう立派な中年猫さんで
べこちゃんと遊んでくれることはなく
でもあの頃はパパさんが健在でしたから
パパさんによく遊んでもらっていて(^^)
もともと、お坊ちゃま君が
体調を崩しやすい子だったこともありますけど
それ以上に
お坊ちゃま君は私にとって特別な子でしたから
べこちゃんが赤ちゃん猫だった頃以外は
私はお坊ちゃま君を中心にしてて
それでもべこちゃんが子猫の間は
お坊ちゃま君に見つからないように
べこちゃんと二人だけで遊んだり
ベタベタ甘えっこもしてましたけど
べこちゃんが大きくなってからは・・・

ですから
最初はママっ子だったべこちゃんは
いつの間にかパパっ子になって
それでも、それはそれで、たぶんべこちゃんにとって
穏やかな日々の数年間だったと思うんですけど

お坊ちゃま君が虹の橋を渡る前の3ヶ月くらいは
体調を崩したお坊ちゃま君が
べこちゃんが近づくことを極端に嫌がって
それで私もべこちゃんが近づこうとすると怒ってしまって

そして、お坊ちゃま君が虹の橋を渡って
今度こそ、べこちゃん中心で暮らせるはずでしたのに
赤ちゃん猫の4兄弟がやってきて
全くそれどころではなくなっちゃって

でも
べこちゃんは4兄弟が気に入ったみたいで
4兄弟に甘噛みを教えてくれたり
4兄弟もべこちゃんに懐いて
よく一緒にくっ付き寝んねしたり
特にソーちゃんはべこちゃんが大好きだったみたいで
よくべこちゃんのマネしてたり
べこちゃんの方は
チャミちゃんが一番のお気に入りのようで(^^)

そんな感じでしたから
きっと4兄弟との時間はべこちゃんにとって
賑やかな楽しい時間だったんだと思います(^^)

でも、ここでも、また私が
4兄弟と一緒に押入れでくっ付きしてたべこちゃんが
押入れの中でうん〇をしてしまって
それを見てべこちゃんを怒って
べこちゃんだけ押入れに入れないようにしてしまって

今考えると、もともと便秘症のべこちゃんだから
みんにゃと一緒で嬉しくて安心したから
うん〇しちゃっただけなのに
お布団が汚れること、それを洗わないといけなくなること
それが嫌なだけで、あんな事しなければよかったのに
本当に可哀想なことしたなぁ~って

そのことがあって数日後に
べこちゃんの様子がおかしくなって
病院に連れて行ったら
腎臓病であと半年って言われてしまって
まだ10歳にもなっていないのに
すごいショックで

思い返すと、去勢手術をした時に
腎臓の数値が少し高めだって言われたのに
その時はまだ1歳にもなってなかったですし
悪いって程ではないって言われたのと
私自身の知識も今より以上なかったのもあって
大して気にせずに過ごしてしまったから
あの時、もっと気にして
腎臓サポートのご飯にしてたら
後悔してもしきれなくて

それから毎日、家で点滴をして
半年と言われたのに1年生きてくれて(^^)
この時もべこちゃんが凄く頑張ってくれて

なのにまた私は
べこちゃんが虹の橋を渡る前日
私なりにべこちゃんのためにしてあげようとした事が
お気に召さなかったようで嫌がられたから
もう知らないって突き放してしまって

あの頃、ちょっといろいろあって
私自身、かなり情緒不安定でイライラしてて
だからって、べこちゃんに当たっちゃたなんて
今思うと本当に申し訳なくて
何度ごめんねって言っても言い足りなくて

べこちゃんに対する申し訳なさは
ごめんねって気持ちは
きっと消えることはないと思いますけど

でも、べこちゃんの成長日記を読み返して
ミルクを美味しそうに飲んでる姿や
離乳食を美味しそうに食べてる姿を思い出して
辛い記憶以外の楽しかった時を思い出して
べこちゃんには楽しい事も嬉しい事も
きっといっぱいあったから
あのままじゃなくて
うちの子として育ててよかった
それだけは思えるようになりました(^^)
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お兄ちゃん猫のお話・ つづき(^^) [あずきのおしゃべり]

2日目
とりあえず、砂糖水をあげてから
ミルクと哺乳瓶を買いに走って
急いでミルクを作って飲ませようとしても
なかなか飲ませられなくて焦るばかりで
哺乳瓶の口の穴が小さいせいかと
針で穴を広げてみても駄目で
べこちゃんのあばら骨は
よりはっきりわかるようになってきて
もう死んじゃうんじゃないかって
どんどんどんどん焦りばかりが募って
今度は目打ちで穴を広げてみて
夕方になって、やっと勢いよく
ごくごくと美味しそうにミルクを飲んでくれて(^^)
すると、べこちゃんのぺちゃんこだったお腹が丸くなって
この時は、心から感動して
「これで生きてくれるかも」
そう思いました(^^)

ここからは、私が当時書いててた日記のままに

3日目
少し元気がよくなってきて
ベッドで思いっ切り寝返りをうつようになる
ちょっと嬉しい
まだ、手足や顔には毛がないけど
背中の毛が少し濃くなったかなぁ?
左のお尻はまだはげてるけど
今日はうん〇はしませんでした

4日目
顔にも少し毛が生えてきて
手の力が強くなってきてベッドから脱出
慌てて下にバスタオルを敷いてあげた
まだ、手足の毛はなし、左のお尻のはげもそのまま
今日もうん〇をしないので心配になって
赤ちゃん猫を育てた経験のある友人に電話
友人ちの子もそうだったと聞いて安心

5日目
今日はうん〇をしました
させたと言うより自然にしてたんだけど
下痢の中にハブ茶の半分くらいの塊がいっぱい
虫の卵だったらどうしましょう
手足に肉球クッション出現

6日目
やっとはかりを買ってきて体重測定
なんとたったの100g、あまりの軽さに驚き
今日は普通のうん〇をしました
ミルクしか飲んでないせいか色は黄色

7日目
今日は110g、うん〇も順調
お尻のはげもなくなりました
そしてなんと、へその緒がとれてました
でもまだ少しその名残がおへそに黒くついていて
このまま出べそになるのでしょうか?

8日目
今日でやっと生後1週間
なんとか1週間は生きてくれました
このまま育って欲しいなあ
体重は130g、顔の毛は随分生えて
手や足も半分くらい生えたかな?

9日目
今日の体重は140g
今のところ順調に体重は増えてる
うん〇も順調
背中や頭の毛がふさふさに
自分でベッドへ戻れるように

10日目
今日の体重は150g
手や足の毛も随分生えてきた
へその緒の名残もいつの間にかきれいに
今日もうん〇は順調

11日目
今日の体重は160g、うん〇も順調
早く目が開かないかなぁ~
ベッドが狭くなったのか、よく脱出
気がつくと、頭と手だけ下へだらり

12日目
今日の体重は180g
なんと一日で20gも増えました
たっぷりうん〇をしました

13日目
今日の体重は200g
体重が増えたのは嬉しいけど
うん〇は全くしませんでした

14日目
狭くなったのでベッドをやめました
初めてうっすらと目に涙が
そろそろ目が開くのでしょうか?
でも、今日の体重は210g
増えるペースが落ちました
うん〇もしないし大丈夫かな
今日はエネルギーを全部目を開けるために使っている
そう思っておきましょう

15日目
今日の体重は220g
やっぱりペースは落ちています
今日でやっと生後2週間

16日目
今日やっと右目が少しだけ開きました
まだ薄目を開けたって感じですけど
はやくパッチリお目目にならないかな
今日の体重は235g
うん〇はしません
爪が強くなって私の手は傷だらけ

17日目
今日は朝から元気いっぱい
元気がよすぎて私の手からすってんころりん
板の上に背中から
びっくりしたのか痛かったのか、急におとなしくなって
ずっとうん〇もしてないし心配なので病院へ
心配ないとは言われたものの
今日もうん〇は出ませんでした
お目目の方は左右とも半分くらい開くようになりました
どうもこの子は右の方が早いようです
今日の体重は250g

18日目
今日の体重は255g
なんだか増え方が少なくて心配です
急に寒くなったし大丈夫かな?
右のお目目は開いたけど
左のお目目はまだ半分しか開いてません
ちゃんと開くかしら
なんだかとっても険しい表情をするけど
苦しいのでしょうか?
今日もうん〇はしてません

19日目
今日、両方のお目目が開きました
まだ見えてないみたいだけど
早く見えるようになるといいのにな
体重は265g、今日もうん〇はしてません
もっといっぱいミルク飲んでくれないかな
そしたらきっとうん〇も出るんじゃないかなぁ
ミルクが欲しいって鳴く声がかなり大きくなりました

20日目
今日もいつものように
先住のお坊ちゃま君にべこちゃんを見せたら
お坊ちゃま君が2回もべこちゃんの頭を叩いて
その前にべこちゃんが
お坊ちゃま君の顔を叩いたからでしょうか
仲良くなるといいのになぁ
今日の体重は280g、うん〇は今日も出ません
お坊ちゃま君に叩かれた頭は大丈夫かな?
何ともないといいな

21日目
今日はほんのちょっとだけうん〇が出ました
出たと言っても、おならに色がついたって感じですけど
おしっこの勢いがすごくよくなって
手にかけられてしまいました
こうやって少しずつ大きくなるんでしょうね
体重は295g
ただまだ歩けないので、ちょっと心配です
ちゃんと歩けるようになるのかなぁ

22日目
今日は少しだけうん〇をしました
体重はなんと320gに
1日で25gも増えました
そして初めて自分で方向転換をして
私の手の方にやって来ました
少し目やにが出たりしてたので
ちょっぴり目が見えるようになったのでしょうか

23日目
今日、べこちゃんは少し歩けるようになりました
まだまだ足の力は弱いけれど
でも、一生懸命踏ん張って
なんとかよろよろ一歩一歩
早くちょこまか歩けるようになるといいのになぁ
今は本当によちよち歩きって感じです
体重は325g
左の目から今日も目やにが出ています
左目ばかり目やにが出るなんて傷でもあるのかな?
目が半分開きかけた時
自分の爪で傷つけたみたいだったから

24日目
今日の体重は345g
ベッド(人間の)の上でべこちゃんを歩かせて
「おいで」って言ったら
必死な顔してやって来て腕の中に入ってきて
ほっとした様子でお腹を上に向けて
ゴロゴロ気持ちよさそうにのどを鳴らしました
もう私のことわかるのかな?
可愛いなぁ~(#^.^#)

25日目
今日はあんまり体重が増えてなくて350gでした
左のお目目は全体に赤くなってしまって
心配なのでお坊ちゃま君の目薬をつけてあげました
治るといいなぁ

26日目
左のお目目は薬が効いたのか少しよくなったようです
よかった
体重は375g、よく増えました
歩くのも少し上手くなったようです
そろそろ少し歩かせてあげないと

27日目
今日の体重は390g
随分速く歩けるようになりました
でも、今日もうん〇は出ません
それに、顔を上げて歩けるようにはまだなりません
早くちょこまかするようにならないかなぁ

28日目
今日の体重は395gです
うん〇は相変わらず出ません
だんだん起きている時間が長くなりました

29日目
少し顔を上げて歩けるようになりました
今日の体重は425gです
うん〇は出ません
おしっこの勢いは益々凄くて
早く自分で出来るようにならないかなぁ
もうそろそろ離乳食にしてもいいかなぁ
それに大きめのキャリーケースに移してあげないと

30日目
今日の体重は450gです
私がいない間にお坊ちゃま君にパンチをされて
べこちゃんはひっくり返ったそうです
なのに相変わらずべこちゃんは
お坊ちゃま君のそばによりたがるのです
何故かな?

31日目
今日、べこちゃんを
大きめのキャリーケースに入れてあげました
でも、夕方にあんまり鳴くので
外に出しておいて、いろいろ用事をしていたら
なんとひとりでおしっこをしてしまいました
自分でおしっこが出来たのはいいことなんですけど
床でおしっこしちゃったからあんよまで濡らしてしまって
でもまあ、これもひとつの成長ですね

32日目
べこちゃんは生まれて1か月経ちました
でも、朝方寒かったのでしょうか?
何度かくしゃみをしていたので
風邪ひいちゃったのかなって心配です
そして今日から離乳食を始めてみました
でも嫌がってなかなか食べてくれません
それどころか、ミルクもすぐには飲んでくれないので
しばらく大変そうです
その上、無理に食べさせようとするので
そばにも寄って来なくなってしまいました
あ~あ
でも、今日は久しぶりにうん〇が出ました
おならと共に大きなうん〇が
よかった(^^)
体重は480gになりました
早く離乳食を喜んで食べてくれるようになるといいな
そしてまた、甘えに来るようになるといいのになぁ

33日目
多少慣れたせいか
離乳食を食べさせることが出来るようになりました
5日~6日前から歯が生えてきたんですけど
日に日に噛む力が強くなってちょっと痛いです
今日の体重は505gです

34日目
今日の体重は520gです
だんだんキャリーケースから出たがって大変です

35日目
キャリーケースの入り口のロックをするのを忘れてたら
自分のお口で開けてしまいました
だんだん大きくなっていくんだなぁ
体重は525g
そして今日は大量のうん〇をしました
本当に早く離乳食を食べてくれるといいなあ
でも、抱かれてゴロゴロ言いながら眠る姿を見ていると
やっぱり可愛い(#^.^#)

36日目
今日、初めて砂におしっこをしました
ちっちゃいのに、えらい♪えらい♪
体重は530g
とにかく人の顔を見ると
キャリーケースから出たくて出たくて凄い声で鳴いて
これが困りもので
外に出してあげるとついて歩いて
お坊ちゃま君のトイレには入るは
テーブルからは落ちるは、いたずらばっかり
そして今日もお坊ちゃま君に怒られたのでした
だってお坊ちゃま君の手の上に乗るんだもん
叩かれるよね
でもこうやって少しずついろいろと覚えていくんでしょうね
それにしても膝に乗ってゴロゴロ言うのは可愛いなぁ~(#^.^#)
でも、顔のところまで登って来るのは
爪が痛くて私は傷だらけです
もう少しおとなしいいい子になって欲しいなぁ

37日目
初めてうん〇を自分でしました
本当にえらいえらい♪♪
でもその後
うん〇を舐めてしまって
お口にもお手手にもうん〇つけちゃって
これには参りました
今日も相変わらず元気なのはいいんだけど大騒ぎで
べこちゃんパワーに私はクタクタです
体重は555gです

38日目
今日初めてお皿から離乳食を食べるようになりました
本当に少しずつ成長していくもんなんですね
左のお目目の目やには未だに出てきます
まだ完全ではないのでしょうか?

39日目
今日の体重は575gです
初めてうちに来た時のべこちゃんのことを考えると
嘘のようです
離乳食を食べる時の姿がとっても可愛いんです(#^.^#)
すごくゆっくりで、くちゃくちゃ噛んでるお顔が
ホント可愛いの(#^.^#)
今日もまたお坊ちゃま君に叩かれました
何度も何度もお坊ちゃま君のそばによってちょっかいかけて
とうとう叩かれてしまいました
でも、それから少しお坊ちゃま君のこと恐れてるみたいで
これで自分からちょっかいかけなくなるといいのになぁ

以上がべこちゃんの成長日記でした(^^)

べこちゃんの名前の由来は
毛が生えてきた時に
この子牛柄だったんだ♪(^^)
そう思ったら
名前はどうしても牛に関する名前にしたくなって
それで、画数とかいろいろ考えた末に
べこちゃんにしたんです(^^)

これは余談なんですけど
べこちゃんがうちの子になった翌日
ミルクを買いに出掛けた時
家の反対側の駐車場の脇に
羊膜に包まれたまますでに干乾びてしまった子が
きっとべこちゃんの兄弟だったんだろうと思うと
何とも複雑な気持ちになりました

その後のべこちゃんのことや
お坊ちゃま君との関係は
また今度お話させてください(^^)
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お兄ちゃん猫のお話(^^) [あずきのおしゃべり]

私が赤ちゃん猫の4兄弟を無事に育てられたのは
一番は4にゃんの生命力のお陰ですけれど
もう一つはお兄ちゃん猫のべこちゃんのお陰なんです(^^)
と言うのは
実はべこちゃんも出会った時には赤ちゃん猫で
しかも4にゃんより小さな未熟児だったんです。

私がべこちゃんに出会ったのは
夏の終わりのある日、昔住んでいた家の駐車場での事で

お仕事に行こうと駐車場に行った時に
羊膜に包まれたままの子を見つけて
でもその時は生きているとは思わなかったから
とりあえず踏まないように気を付けて車を出してお仕事へ
帰って来ると
ティッシュの入ったお菓子の箱が置かれてて
きっと誰かが拭いてあげたんだと思うんですけど
確認する勇気もなくて
旦那さんに帰ってきた時に踏まないようにってことと
放っておくのは可哀想だけど
私はちょっと触れないから
埋めてあげて欲しいって連絡して
そしたら、帰って来て見に行った旦那さんが
「生きてるよ!」って連れてきて
そう聞いた時、もう本当にびっくりして
と言うのも
その時のべこちゃんは手足も顔も全く毛が生えてなくて
背中にほんの少し産毛のようなものが生えてるだけで
鮮度の落ちたささみみたいな色をしていて
とても生きているとは・・・

正直言って最初はちょっと触る勇気が出なかったんですけど
でも、旦那さんの手に包まれているべこちゃんを
ジッと見てるうちに段々可愛く思えてきて
体温もかなり下がってるみたいですし全く元気もなくて
先ず体温を上げてあげようと旦那さんと一緒に手で温めて

何をあげればいいのか?
どうすればいいのか?全くわからないから
猫の本を読んだり獣医さんに電話して聞いたりして
とにかく砂糖水をストローであげてみても上手くいかなくて
綿棒に浸して何とか少しだけあげることができて
それから、ガーゼを濡らして体を拭いてあげて
体が冷えないように乾いたガーゼでもう一度拭いて
それから旦那さんが抱いていたら体が温まってきたのか
お母さんの胎内にいた時の汚物を排便して
でも、そのあとは、砂糖水や人間用のミルクのせいか
水のような下痢をして
小さな籐のかごにタオルを敷いて
その中に使い捨てカイロを入れてベッドにして
先住猫ちゃんがちょっかいかけられないように
先住猫ちゃんの猫用乾燥機って言うか
箱型のドライヤーの中に入れて様子見して
でも、タオルの上に敷いておいたティッシュに下痢がついて
早く猫用ミルクを買って来て飲ませてあげたいけど
もう夜で売ってるお店はみんなしまってるから
ちゃんと生きてくれるんだろうかって
心配しながら夜を過ごして

これがべこちゃんと出会った一日目のお話です(^^)

今まで4兄弟のことばかりで
べこちゃんのお話は何もしてこなかったから
これから少しべこちゃんのお話をしたいと思って
2日目からのお話も、また聞いてやってください(^^)
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また、よろしくお願いします(^^) [あずきのおしゃべり]

初めて猫と暮らし始めて30数年
ずっと傍ににゃんが居てくれたから
何があっても、どんな時も
決してひとりぼっちにはならずに済んでたのに
最後のにゃんのビーちゃんを見送っちゃったら
本当にひとりぼっちになっちゃって
私はいったい何のために生きてるのかな?って

初めての子を見送った時には
あの子が死んじゃうなんて信じられなくて
頭では理解してても、心が受け入れられなくて
あの頃は旦那さんも
もう1にゃん、にゃんも居てくれてたのに
寂しいとか切ないとか悲しいとか
そう言う言葉ではとても表現出来ない
一種の放心状態が結構続いてて

そんな時にちびちびの4兄弟と出会って
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家に来た時は全員100gしかなくて
もちろん、目も開いてないし耳も聞こえないし
ハイハイすら出来ない赤ちゃん猫で
ネネちゃんなんてまだへその緒も付いたままで

そんな子たちだったから
放っておいたら絶対に生きていけないから
2時間おきにミルクあげて
手のひらで縦抱きして、背中トントンしてげっぷさせて
お尻トントンして、おしっこやうん〇させて
毎日体重測定して、ちゃんと育ってるか確認して

ミルクの飲みがわるいと
飲ませ方がよくないのかとか
哺乳瓶の口の穴が小さすぎるのか?とか
あれこれ試行錯誤して

今度は勢いよく出過ぎて
チャミちゃんがせき込んだ時には
誤飲させちゃったんじゃないかって
このまま肺炎になったらどうしようって
慌てて獣医さんに電話したりして

そんな風に夢中で4にゃんを育ててたら
みんにゃ、すくすく育ってくれて
先ず丸くなって、次の日は縦に伸びて
そうやって日に日に大きくなってくれて
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そして動き回れるようになってからは
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見るもの触るもの全てが気になるみたいで
全力で遊んでは突然電池切れして寝んねして
起きるとまた思いっきり遊んでって
本当に生きてることが楽しくて仕方ない
そんな様子で(^^)

そんな4にゃんを見ているうちに
いつの間にか、私も心の底から笑ってて

それが4兄弟と私の始まりだったんです。

そんな子たちを順番に見送って
4兄弟のお兄ちゃん的存在だった子の時は
まだまだ若い元気いっぱいの4にゃんが
ネネちゃんの時はソーちゃん、チャミちゃん、ビーちゃんが
ソーちゃんの時にはチャミちゃんとビーちゃんが
チャミちゃんの時にもビーちゃんが居てくれたから
どの子の時も、寂しかったし切なかったですけど
この子のためにって元気になれたし
毎日にもはりがあったんですけど

今回は・・・
流石に6にゃん見送ってますから
現実として受け止められてはいますけど
寂しさや切なさは・・・

でも、これからは自分のために生きるしかないですから
私がこの世から消えても、もう誰も困らないから
それって裏を返せば、凄く気楽で自由ってことだから

これからは、今まで直接的や間接的に
にゃんずのために我慢してたことを
全て解禁していこうと思います(^^)
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